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地球人として生きる

地球人として生きる

NSX-R

NSX-R







NSX-R




1999年購入。 現在(2017年)も所有しています。
(ただし2016年からドイツへ海外駐在しており現在は日本のガレージに保管中です。 今売ればかなりの金額になりますが手放せないですね。)

これは私にとって2台目のNSXです。 最初はクーペ(ノーマルグレード)に乗っていました。 “R”は最初からその存在は知っていましたが、その特別な仕様と価格の高さから自分の車ではないと思い込んでいました。 ところが、いったんクーペでサーキット走行に目覚めてしまうと物足りなくなってしまい、ほどなく乗り換えることに。。。

NSX-Rに乗り換えてからは鈴鹿サーキットでホンダが開催しているオーナーズミーティングへ参加するようになりました。 これはNSXの生産が終了した現在でも続けられているドライビングレッスンのプログラムです。

1泊2日の日程でサーキットを貸りきってプロのレーシングドライバーから直接手ほどきを受けることができるという楽しいプログラムで、座学も交えた本格的なものです。 NSXの開発者も参加されますのでNSX好きにはたまりません。 夜はみんなでテーブルを囲んで食事をするのですが、夜中まで酒を飲んで開発秘話を聞かせてもらったり、さまざまなNSX談義に花を咲かすことができるなどといった多彩な楽しみがあります。

NSXはよくフェラーリやポルシェと比較されることがありますが、私が思うにはNSXは独自のスタンスを確立した車ではないかと思います。 それは、私たちのような素人が一生懸命ドラテクを磨いてなんとか乗りこなせるギリギリ、もしくはその少し上のレベルに設定されたパワーや操縦性、普通に乗り回しても特別なメンテナンスを必要としないタフさ、それにホンダ自身による長期にわたるメンテナンス体制が確保されている点など他のスーパースポーツには無い特徴があるからで、これらはまた高く評価されるべきだと思います。

NSXは純粋にスポーツドライビングの楽しみを満喫できるハードとソフトの両方を兼ね備えた世界唯一のスポーツカーといっても過言ではないと思います。 この点でNSXは見事にバランスが取れており、本当の意味でのスポーツドライビングの入門車と言えるでしょう。 この車を通じて、スポーツカーを限界まで走らせるということはどういうことなのか、ということがよくわかるようになりました。 ポルシェやフェラーリにしても先にNSXでしっかりトレーニングを積んだ上で乗るともっと奥深い領域で楽しめるのではないでしょうか。

この車は素人をスポーツドライビングの醍醐味に開眼させてくれる車という意味で間違いなく名車と言えるでしょう。 特にその純度の高い初代NSX-Rはスポーツカーの中で傑作モデルの一台だと思います。 オーナーなので贔屓目だとは思いますが。


画像で使用しているホイールはType-Sの純正BBSです。 サーキット走行にはこちらを使用していました。 ちなみにこれは鈴鹿サーキット南コースになります。 ラジアルタイヤでの最速ラップは1分0秒2でした。 たこ足とマフラーをDCスポーツに換えている以外すべてノーマルのままです。
Sタイヤでないと1分の壁は越えられえないか!?

それからこの車、非常に軽量(1,230kg)で安全装置はABS(あまりお利口ではない)くらいしかついていないスパルタンな車です。 シートもRECAROのカーボンケプラー製のフルバケが標準。 当然、横滑り防止装置やらトラクションコントロール等ついているわけも無く、「自分でコントロールしろ」というコンセプトです。 ついでにパワステもついてません。 実に男らしい! 
こんな車はもう生産されない(安全基準等の関係から生産できない)ので最近は乗る機会がめっきり減ってしまいましたが手放せずにいます。



オプション

エアコン
BOSEオーディオ
カーボン内装



仕様変更箇所

無限製 ステンレス製ブレーキホース
無限製 ECU 
無限製 4点式ベルト装着用ジュラルミン製ロールケージ 
TAKATA製 4点式シートベルト
DCスポーツ製 等長たこ足
DCスポーツ製 ステンレスマフラー
ホンダ純正 GPパッド(赤パッド)
ワンオフ リアタワーバー




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